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視能訓練士 (国家資格)

眼の障害を持つ人に対し、眼科医の指示のもと各機能の検査や回復のための矯正を行うのが視能訓練士の仕事です。

眼の機能と一口にいっても、視力、視野、色覚、光覚、屈折などさまざまにあります。

これらの機能は成長するにしたがって身についていくものですが、これらに障害が起こると私たちの見るという機能が損なわれてしまいます。

視能訓練士の仕事は、こういった眼の機能に障害を持つ人に対して検査や矯正を行うわけですが、かつては弱視をはじめとした子供に多い障害に対応することが多かったのですが、最近では生活習慣病が原因で起こる視機能障害や、高齢者に多い白内障、縁内障、糖尿病性の網膜症の患者も増加しています。

視能訓練士は、眼科治療の補助的役割を担いつつ、患者とのコミュニケーションを円滑にして検査や矯正を推進する役割を果たします。
 資格試験の内容
受験資格 年齢、実務経験等特に制限無し。
次のいずれかに該当する者。
@大学に入学することかできる者で、文部科学大臣が指定した学校または厚生労働大臣が指定した養成施設で3年以上視能訓練士として必要な知識および技能を修得した者(修業または卒業見込みの者を含む)。
A大学、養成所等で2年以上修業し、指定の科目を修めた後@の学校、施設で1年以上必要な知識および技能を修得した者(修業または卒業見込みの者を含む)。
B外国の視能訓練校もしくは養成所を卒業、または外国で視能訓練士の免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が@またはAと同等以上の能力があると認めた者。
試験の内容 @臨床心理学、A視覚器官の解剖・生理・病理学、B視覚生理学、C生理光学、D眼疾病学、E眼科薬理学、F神経眼科学、G視能矯正学総論、H視能矯正学各論。
試験日 3月上旬
申込方法
&期間
受験願書と資格証明書類等の必要書類を、受験地を管轄する関東信越厚生局もしくは近畿厚生局へ提出。必要書類は受験資格@〜Bで異なる。なお、詳細は官報に公示(10月下旬)される。期間は1月中旬〜下旬。
受験料 15,800円
問い合わせ 厚生労働省医政局医事課試験免許室国家試験係
【TEL】 03-5253-1111
【〒】 100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
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