社会福祉主事は、本来、各自治体の福祉事務所に勤務する職員のために設けられた資格で、公務員として採用された後、任用されます。
最近では、老人ホームや救援施設、社会福祉協議会などの施設や機関が職員を募集する際の条件として、社会福祉主事の資格が必要というケースが多くなっています。
社会福祉主事の仕事とは、社会福祉事務所などの行政機関や老人ホームや救護施設、あるいは社会福祉協議会などで福祉にかかわるさまざまなテーマについて、相談・指導・援助などの業務を行うというものです。
従来の医師、看護師、保健師といったサポートスタッフに加え、社会福祉士、介護福祉士というそれぞれの立場から、福祉の世界をより専門性を持ってサポートする新たな役割分担が形作られています。
社会福祉主事は、これらのスタッフとともに、福祉サービスを受ける人にとってより内容の充実した、依頼しやすい環境を整える福祉サービスのコーディネイターとしての役割を担っています。 |
【社会福祉主事になるには】
①大学・短大で厚生労働大臣の指定した科目を3科目以上修得して卒業した者
②社会福祉主事の指定養成機関や、認定講習会の過程を修了した者
※ただし、①のケースでは福祉系学科以外の大学や短大で3科目を満たす、いわゆる3科目主事では該当しない求人もあります。 |
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