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介護福祉士　（国家資格）

介護福祉士は、専門的知識および技術をもって、身体上または精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある人に、入浴、排泄、食事その他の介護を行い、その人およびその家族などの介護者に対して介護に関する指導を行うことを業務としています。

介護福祉士が働く場所は、主に特別養護老人ホームなどの老人福祉施設や、障害者施設などで寮母などの介護職員として働きます。

最近は、老人保健施設や老人病院などの医療機関や民間のケア付きマンションなどにも配置されています。

また、在宅福祉サービスを担うホームヘルパーとして、高齢者や障害者の自宅を訪問し、介護や食事などの生活援助を行う場合もあります。

主に市区町村や社会福祉協議会、特別養護老人ホームや在宅介護支援センターを運営する社会福祉法人、さらにシルバービジネスの企業などに属する形態をとっています。

これまで利用者に家政婦と混同した認識しか持たれていない感がありましたが、介護福祉士は履修した14科目と試験に向けて学んだ多くの知識を応用できる専門性を備えていなければいけません。

高齢者や障害者の心理を代弁し、家族の希望に配慮して、介護を必要とする家族全体の援助を行うためにその専門性を発揮するのが肝心です。

資格試験の内容
受験資格	年齢、学歴等の制限は特に無し。 ①　特別老人ホームの寮母などをして介護業務に３年以上従事した者、②　高等学校で介護に関する所定の科目を履修し、卒業した人または卒業見込者。 ※高校卒業以上の者が指定の養成施設を卒業した場合は、国家試験を受験しなくても無試験で介護福祉士の資格を取得。
試験の内容	【筆記】　①社会福祉概論、②老人福祉論、③障害者福祉論、④介護概論、⑤栄養・調理、⑥医学一般、⑦精神衛生、⑧家政学概論、⑨介護概論、⑩精神保健、⑪介護概論、⑫介護技術、⑬形態別介護技術。【実技】　介護等に関する専門的技能（筆記試験合格者のみ）
試験日	【筆記】　1月下旬、【実技】　3月上旬。
申込方法 &期間	受験申込書に必要事項を添えて、下記問い合わせ先へ提出。期間は8月中旬～9月中旬。
受験料	13,300円。
問い合わせ	（財）社会福祉振興・試験センター試験室【TEL】　03-3486-7521 【〒】　150-0002　東京都渋谷区渋谷1-5-6 【URL】　http://www.sssc.or.jp/

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