我が国の少子高齢化の問題はいっそう深刻なものになっています。
そうした時代背景のなか、「ホームヘルパー」という仕事に脚光が集まるのも当然と言えば当然のことでしょう。
しかし、「では、ホームヘルパーとはいったいどんな仕事なの？？」という問いに、明確に答えることが出来る人はさほどいません。
ホームヘルパーという職業は、一般的にはまだまだきちんと認識・理解されていないのが現状です。
理解されにくいのも当然と言えば当然かもしれません。
まず、ホームヘルパーは普通の職業のように会社や施設といった仕事場に出勤するようなタイプの出勤形態ではなく、利用者の家に直接出向いていきます。
ホームヘルパーが別名、「訪問介護員」と呼ばれるゆえんがここにあるのですが、ホームヘルパーの仕事場は利用者の家なのです。
利用者としは、高齢者や痴呆症、あるいは病気といった何らかの理由によって介護を必要としている人たちのことです。
ホームヘルパーは、そうした何らかの理由によって介護ヘルプを必要としている人の自宅に出向いて、そこでさまざまな介護ヘルプサービスを行うのが仕事です。 |
