HOMEホームヘルパーの基礎知識

ホームヘルパー〜資格試験&仕事情報
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ホームヘルパーに必要とされる能力について

自己判断能力
ホームヘルパーは、看護士とは違いますし、他の介護関係の職業とも違います。
職場は、施設や病院ではなく、利用者の自宅です。
ホームヘルパーは、利用者の家に出向き、一人で仕事を進めてゆくことになります。
それゆえに、現場では自分の中で的確な自己判断能力が問われます。
ヘルプサービスの途中に突然利用者の身に身体的トラブルが発生することもあるかもしれません。
その時、そばにいるホームヘルパーの判断が利用者の生死を左右するかもしれないのです。
ですから、ホームヘルパーには、的確な判断・迅速な対応が求められるのです。
受容力と、リーダーシップ
ホームヘルパーの仕事というのは、看護士の仕事とも、家政婦の仕事とも違います。
そのどちらでもなく、またそのどちらの要素も持っている微妙な立場です。
看護士や家政婦のように家事や身のまわり世話を何でもパッパッとこなしていればOKというわけではありません。
ホームヘルパーはもちろん、利用者の介護・世話をするのが仕事ではありますが、利用者の心のケア、そして利用者を自立させることも大切な仕事なのです。
ホームヘルパーに求められるのは、利用者のいろいろな要求を受容するだけの大きな心、そして利用者のためにならないと判断したものは強いリーダーシップで正しい方向へ導くことも大切です。
倫理性
ホームヘルパーほど、利用者そのものや利用者の家庭のプライバシーに深く関わる仕事もありません。
言うまでもなくそれぞれの家庭には、それぞれの家庭の事情があります。
また利用者本人にもいろいろな事情を抱えています。
ホームヘルパーは、どうしてもそういった事情を知ってしまう立場にあります。
しかしながら、必要以上にプライバシーに関与しない、もしも知ってしまったら絶対に第三者漏らしたりしないという強い倫理性も大切です。
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