以前はホームヘルプサービス事業の実施主体は市町村でしたが、介護保険の導入後は、利用者とサービス提供事業者との契約となり、ホームヘルプサービス事業にはさまざまな団体が参入することになりました。
そんな中において、実際には公的機関による実施は非常に少なくなっているのが現状です。
ことに介護保険が適用されるサービス事業はほぼ皆無といっていいとさえ言われています。
そうなると収入などいろんな面でもっとも安定している公務員ホームヘルパーになる道は、先細りともいえます。
なお、市町村が精神障害者にホームヘルパーを派遣する制度が、2002年度からはじまっています。
心を病む人の自立と社会復帰を助けるための制度で、市町村が福祉公社などに委託して実施しています。
公的サービスも実際のサービスの提供は民間が担うのが時代の流れのようです。 |