ホームヘルパーの養成研修の制度は、1991年のことです。
ホームヘルパー養成研修3級過程は、ホームヘルパーの入門編といった位置付けです。
ホームヘルパー養成研修3級過程では、ホームヘルパーになるために必要な基礎と技術を学びます。
実際には、50時間の講習を受けると、「ホームヘルパー3級」に認定されます。
3級を受ける人は、あくまでも2級へステップアップすることを前提としています。
というのも、この講座を受講すれば、2級過程の際に一部の科目が免除となり、講習時間が短縮されるからです。
さらに、ホームヘルパーを募集する事業者のほとんどが、「ホームヘルパー2級以上」を前提条件にしているケースが多いのが現実です。
この科目は、在宅介護の基礎的な技術を修得するのが目的なので、仕事としてホームヘルパーになろうという人は、この3級過程を受けただけでは不十分といえます。 |