ホームヘルパーになった人の声でよく聞くのが、「全然関係ないと思っていた自分の資格や特技、趣味がホームヘルプサービスの仕事に役立った」という言葉です。
たとえば音楽の指導者でホームヘルパーになった人が、利用者の心を音楽でより豊かにできたという話を聞きます。
あるいは建築士の資格を持っていた人が、リフォームヘルパーの道を見つけて活躍している事例もあります。
また、交通機関に勤める人がホームヘルパーの養成研修を修了し、高齢者の移動を上手に助けて喜ばれているという例も増えました。
ケアワーカーとしてなら、理学療法士や作業療法士の資格はもちろん大いに役立つでしょうし、はりやきゅう、マッサージの技術などは喜ばれることでしょう。
福祉の時代と呼ばれる現代において、あらゆる資格や技術はサービスを受ける人にとってはもちろん、ホームヘルパーのキャリアアップや武器になるはずです。 |